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8年目


みんなで進むよ8年目。
いつも応援いただきありがとうございます。


完成した勢いで公開した獄都事変。
お陰で年末ギリギリの周年スタートです。
ちょっと待てば年始スタートに出来たのにと思いつつ、
勢いだったからこそ公開出来たのかなぁとも。

なにかを作るのも、作ったものを公開するのも初めてだったので、
ドキドキのお正月を過ごしていました。
懐かしい。

たくさんの人に遊んでいただけて、とても感謝しています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。



あと、FILAMENTについて一つご報告を。
公開先のゲームアツマールが、来年2023年6月をもってサービス終了されるようです。
それに伴いFILAMENTも他へお引越し。
といってもまだ先の話なので、詳しいことが決まり次第またご報告します。

それまではアツマールで公開していますので、
もし興味がありましたら覗いてみてくださいね。



それでは皆様良いお年を。


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FILAMENT七周年

FILAMENTも今年で7年目。
いつもありがとうございます。


周年で小話をするのが定番になってきたので、
水銀、先生ときて今年は看護婦たちのことでも。



近年、現世での名称は「看護師」ですが、
FILAMENTでは「看護婦」にしています。

服装も名称もレトロなイメージで。
というのもありますが、実は「職業の看護師」ではないのも理由の一つ。


リコリスで働くことを選んだ人間はみな、「看護婦」という概念を被せられ使役されます。
彼女たちに休みはありません。
いつか解放されるその日まで、ただただ息をするように働き続けます。

そこには疑問も、迷いも、争いもない。
どうです?
いっそ幸福でしょう?

そんな悪魔の囁きが聞こえてくるかもしれません・・・。



七夕


暗い夜空の紅い星。


今年はちょっとおどろおどろしくしてみました。
ホラー心を忘れないように。


そういえば、以前出した次回作の一場面。


木舌が二人いる?
と質問をいただいたのでお答えします。

テーブル右が木舌。
テーブル左が木舌じゃない。
です。

館マップが広くなったので住人をちょいちょい投入。
猫もいるよ。




次回

陰鬱な街の中。


男は一人、目を覚ます。

見上げた空に月は丸く。
記憶はすでに朧気である。

ただ、嗅ぎ慣れた腐臭が、血濡れた両手が、
男の脳を揺さぶり続ける。





獣は狩らねばならぬ。
その血の一滴も残してはならぬ。

全てを断ち切るために。
全てを贖うために。




2022年 夏




夜明けを。