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怪談たち

廃校には怪談たちもいます。

「ひとりでに弾むボール」
平腹が追いかけていた黒いボールです。
最初は人の頭の予定でした。
突いて破裂させるとさすがにひどいのでボールに。



「しゃべる骸骨」
古くから理科室にいる骨格標本。
長い間すんでいるので物知りです。



「誰もいないのに聞こえる足音」
気付いて欲しいがために足音を出しますが、
臆病者のため姿は滅多に見せません。



「トイレの花子さん」
学校の怪談と言ったらやはり花子さん。
幼い外見に反して大人びています。
顔グラを作る予定でしたが可愛くできずに没。
 
 
 
「引きずり込まれる鏡」
 
唯一顔グラを設定した怪談です。
映した相手を鏡の中へ引き込んで入れ替わります。
人をからかうのが好きです。
怪談の中では強いですが獄卒には敵いません。



「動く人体模型」
乱暴なので理科準備室に閉じ込められていました。
骨格標本に取って代わって理科室の主になろうとしています。
小学校なので子供の人体模型です。



「突如現れる血塗れ校舎」
学校そのものの怪談です。
昼間でも光が差さず、あちこちに血のあとがある不気味な校舎です。
 
 
 

「保健室の収集癖」
怪談ではなく学校に棲みついた魑魅魍魎の類です。
なんでも持っていきますが特に害はありません。
 
 
 
「目玉おばけ」
同じく学校に入り込んだ魑魅魍魎。
目玉が大好きなうねうねした存在です。
攻撃はしてきません。逃げ回ります。

 
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